開発者ノート [第2回CBTフィードバックとバランス調整について - 最終回]

今回の開発者ノートでは、前回のお知らせでお伝えした「戦闘システムの変更点」に続き、各英雄のコンセプトに合わせたバランス調整の方向性についてご説明いたします。
【ネイラ】

ネイラは、瞬間的に高い防御貫通力を発揮しつつ、味方の回避をサポートできるウォリアー英雄です。
しかし、第2回CBTでは、スキル3「急降下」がPvPにおいて他のアタッカー英雄を大きく上回る性能を発揮しているというご意見を多くいただきました。実際に、スキル3の高いダメージ係数と防御貫通効果が組み合わさることで、相手が対応する間もなく大きな瞬間ダメージが発生し、PvPの戦闘展開が一方的かつ急激に傾いてしまう問題を確認しております。
開発チームが想定しているネイラの役割は、メインアタッカーではなく、物理回避効果を活かして前線で戦況をかく乱し、戦闘に介入する「サブアタッカー」です。
しかし、特定スキルの性能がサブアタッカーとして想定している範囲を大きく超えており、さらに使用可能な英雄数が限られた環境の中で編成を組む必要がある状況と、ネイラ自身の高い汎用性が重なったことで、戦場で特に多く見かける英雄となっていました。その結果、ユーザーの皆さまが感じる実戦での影響力も大きく、対戦時のストレスにつながっていたものと認識しております。
これを受け、ネイラをはじめ、これまでバランス改善の対象となっていた英雄たちのスキル効率を全面的に再検討しております。単純にダメージ量を下げるだけの一面的な弱体化ではなく、戦闘中における各英雄の役割を多角的に見直しています。
必要MP量、スキルの稼働率、追加効果など、さまざまな要素を考慮しながら、それぞれの英雄が本来のコンセプトに沿って活躍できるよう、より細やかにバランスを調整していく予定です。
【エピス】

エピスについては、スキル1「吸収の一撃」から防御無視効果が削除されたことで、アタッカーとしての有効性が大きく低下したこと、またスキル2「悪夢」についても必要MP量の増加により発動が遅くなり、PvPでの運用が非常に難しくなったというご意見をいただきました。
特にユーザーの皆さまからは、「ネイラのスキル3には防御貫通効果を残しているにもかかわらず、なぜエピスの防御無視効果は削除し、公平性を損なう調整を行ったのか」というご質問もいただいております。
開発チームとしては、すべてのアタッカー英雄が「防御無視」や「防御貫通」といった画一的な要素に依存するのではなく、それぞれの英雄が持つ固有のコンセプトに沿った能力を発揮できるようにしたいと考えていました。
そのため、エピスのスキル1については、「吸収」というスキル名とコンセプトに合わせ、対象の攻撃力を低下させる一方で自身の攻撃力を上昇させるなど、戦闘が続くほど徐々に力を発揮できるよう設計していました。
しかし、前述した「自動戦闘中心」へのシステム変更を踏まえると、手動操作を前提に設計されていたエピスが、戦闘中に自らバフを維持し続けることは非常に難しい状態でした。加えて、スキルの基本ダメージ係数そのものが低く設定されていた点など、複数の問題点も確認しております。
今後は、エピスが持つアサシンとしての方向性は維持しつつ、レイナと同様にスキル運用時の扱いづらさを解消し、ダメージ係数も実戦に即した水準へ上方修正することで、自動戦闘環境においても十分に役割を果たせるよう改善していく予定です。
【状態異常(CC)改修の進捗および結び】
上記の内容に加え、ユーザーの皆さまから引き続きご懸念の声をいただいている「状態異常(CC)」「状態異常免疫」「防御無視」など、各種効果の調整についても、現在積極的に進めております。
特に、状態異常免疫のような強力な効果については、従来のように長時間にわたって常時維持されるものではなく、特定の条件下、または一時的にのみ効果を発揮する仕様へ変更することを検討しております。 また、多くの状態異常についても、連続して適用され続けるのではなく、単発で発生する形にすることで、相手側にも対応の余地が生まれるよう、さまざまな改善案を検討しています。
あわせて、これまで性能面の理由から採用されにくかった一部の英雄についても、それぞれの固有コンセプトをより明確にし、皆さまのパーティ編成において魅力的な選択肢の一つとなるよう、見直しを進めております。
今回の大規模なバランス調整が、すべてのユーザーの皆さまにすぐに100%ご満足いただけるものになるとは限りません。しかし、できるだけ多くのユーザーの皆さまに納得して楽しんでいただける、より健全な戦闘環境を作るため、今後も皆さまの声に耳を傾けながら、継続的に改善に努めてまいります。
いつも応援してくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。





